FRP船舶やカッター(端艇)などの小型船舶の造船は岡村造船所

舟遊びみづは様

株式会社フローティングライフ代表取締役佐藤様

自分達の理想の船を作るための細かいオーダーにも親身に対応してくれました。

舟遊びみづは
株式会社フローティングライフ
代表取締役社長 佐藤様、取締役 佐藤様

岡村造船所との出会い

佐藤様

私たちは実際に造船所の方と会って打ち合わせをしたいと考えていましたので、あまりにも遠い場所の造船所ではなく、東京から通うことが出来る距離の造船所を探していました。

 

まずは、東京近辺の海に面している近隣の県を中心に造船所を探していたのですが茨城県や千葉県には造船所が少なく、あったとしても造船所もタンカーや大型船を作るようないわゆる超大手造船メーカーが中心でした。

 

大手造船メーカーではおそらく私たちのような少人数を載せる運河ボートの造船は相手にしてもらえそうにありませんので、東京から少し離れた静岡まで足を延ばしたところ岡村造船所様をホームページで見つけました。

 

静岡から東京は少し離れてはいるものの、会うことも出来る距離でしたので、思い切って問い合わせのメールを送ってみることにしました。

発注前に数回の打ち合わせを行って疑問点や不安を解消

岡村造船所

岡村造船所静岡本社

問い合わせメールに対して、すぐに社長様自ら返事をくださり、実際に会って話をしましょうという流れになりました。

 

一番初めは工場を見学してみたいという思いもありましたので、私たちが静岡の本社工場まで打ち合わせに行きました。

 

初めの打ち合わせ内容は主に工程や概要の説明で、他にも岡村造船所様にある船をサンプルにして船に関する細かい仕様を説明していただきました。

 

他にも納品後のフォロー体制などについても気になっていましたが、江戸川区内にある造船所と提携しているということで、納品後に何かあったときにすぐに対応してもらうことが出来ることも説明頂きました。

 

その後、2回目以降の打ち合わせは東京に東京営業所があるとのことで東京営業所の方で行うようになりました。

しっかりとした工程管理で予定よりも早く完成

造船が開始されると、社長の岡村様がしっかりと工程を管理してくださいました。

 

私たちに対して、何をいつまでに決めなければいけないかなどきめ細かく指示をいただきましたので、進行が滞るといったことは特にはありませんでした。

 また、進捗は逐一メールで写真を送ってもらっていましたので、今どのくらいの進捗状況なのかわかる点も安心でした。

 

途中で一度工場に見学に行ったのですが、ずっと2次元の図面だったものが3次元になって大変感動したのを覚えています。

 

結局製造中は特に大きなトラブルもなく、予定していたスケジュールよりも2、3週間早く完成してもらうことが出来ました。

完成後の輸送など引き渡しの手配もお任せ

私たちの船は東京の運河で用いる船でしたので、静岡の造船所から東京まで運ぶことも考えなければなりませんでした。

 

私たちは素人なので当然輸送のノウハウは全くありませんでしたが、岡村造船所様は輸送に関するノウハウも豊富でしたので、船のタイプから、陸送が適していると判断いただき、輸送の手配をしてくださり、静岡から東京まで問題なく船を運ぶことが出来ました。

1年間の無償アフターフォローにも助けられた

舟遊び「みづは」

定期メンテナンス中のみづは

船を実際に運用し始めると、やはり思わぬトラブルが発生するものですが、岡村造船所様では1年間の無償サポートが用意されており、簡単な船のメンテナンスや、船舶機器類の使い方がわからないときに電話で問い合わせたりとしっかりとサポート頂きました。

 

今でもたまに塗料の型番を聞いたりと船に関する簡単な相談をさせていただいています。

岡村造船所を選んだ理由1:旅客船の造船経験が豊富だった

遊覧船

漁船の造船所は沢山ありましたが、漁船はお客さんを乗せることを想定していません。

 

漁船は漁を行うための最低限な設備しか搭載されておりませんので、私たちの作りたい運河ボートとは同じ船でも全く異なる作りの船でした。

 

私たちが作りたい船はお客様を乗せてもてなす旅客船ですので、漁船をメインに作っている造船所ではなく、旅客船の経験が豊富な造船所にお願いをしたいと考えていました。

 

その点、岡村造船所様は小樽運河クルーズのカナルボートや遊覧船なども作られていたので、安心して任せることが出来ると思いました。

岡村造船所を選んだ理由2:船舶工芸という分野で木を使った木造船の経験が豊富だった

船舶工芸

岡村造船所様は普通の造船所と違って、木を使って船舶工芸という分野で活躍をされていた点もポイントでした。

 

私たちの船は木造船ではないのですが、内装には木を沢山使ってもらいたいと考えていたので、船舶工芸といった分野で活躍されている点は安心出来る要素の一つでした。

 

実際に岡村造船所様は木材のノウハウが豊富で場所に応じて適切な木材を選択して使用してくれます。

 

例えば「みづは」の船内では「ひのき」を使用していますが、船外では腐りやダメージに強い「けやき」を選んで使ってもらっています。

 

また、私たちの船の手すりにはFRPという材質が使用されていますが、お客様が本物の木と間違えるくらい木のイメージに近く、塗装の技術も非常に高いと思います。

岡村造船所様を選んでよかった点1:自分達のわがままな要望にも親身になって対応してくれた

代表取締役 岡村彰人

自分達は造船が初めての素人でしたので、勝手な理想や要望を沢山岡村造船所様にぶつけました。中にはきっと岡村造船所様にとって無茶な要望もあったと思います。

 

でも岡村造船所様からネガティブな反応が返ってくることはなく、私たちがぶつける要望を全てくみ取ってくれました。

 

例えば、私たちの船では照明をはじめ、船の内装を家のリビングルームのようにしたいと思っていました。一般的な船の内装であれば岡村造船所様で完結できるのだと思いますが、家のリビングルームのような船となると、一般の船づくりとは少し異なります。

 

そこで岡村造船所様のネットワークを駆使していただき、腕の良い専門の内装屋さんを船づくりに加えていただき、船内を納得いく内装に仕上げてもらいました。

 

他にも照明や建具などに関してもこだわりがありましたので、内装と同じく専門の建具屋さんを手配頂きました。

 

岡村造船所様は私たちの理想を叶えるために本当に親身になっていただき奔走して下さいました。

岡村造船所様を選んでよかった点2:船や船舶機器等の提案をしてもらえた

佐藤様

岡村造船所様は船はもちろんですが、船舶機器など周辺機器にも精通している点が良かったです。

 

用途や予算に合わせた船舶機器の提案をしてもらった

運河ボートには様々な船舶機器が用いられていますが、その中の一つに水深を測る設備があります。水深を測る機器は魚群探知が考えられますが、私たちは特に魚を獲る船ではありません。

そこで、岡村造船所様に水深を測ることが出来る最低限の機能をもつ、シンプルな魚群探知機を提案してもらい設置をしました。

 

舷門の高さ設定するために使用予定の桟橋をわざわざ測ってもらった

私たちは日本橋から船を出すことが多いのですが、船の舷門と、着岸する桟橋の高さには気を遣う必要がありました。桟橋の高さと舷門の高さがずれていれば場合によってはお客様が飛び降りたり飛び乗ったりしなければならなくなりますので、川への転落の危険性が高まります。 岡村造船所様は日本橋で船を出すことが分かると、実際に桟橋の高さを測ってくださり、最適な高さに船を仕上げてくださいました。おかげ様で快適に日本橋での乗り降りが出来ています。

造船を検討されている方へ

佐藤様

岡村造船所様のスタッフは皆さん非常に明るく礼儀正しい方ばかりです。

 

高くふっかけられたりといったことは全くありませんし、私たちの要望にも誠実に親身に対応をしてくださいます。

 

そして、家族経営の温かみのある会社ですので、長年のお付き合いが出来る会社だと思いますので、安心して船作りをお任せできると思います。

お客様プロフィール

サービス名 舟遊びみづは
企業名 株式会社フローティングライフ
Webサイト http://www.funaasobi-mizuha.jp/

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